- MICHEL CAMILO "MANO A MANO" featuring PEDRITO MARTÍNEZ & RICKY RODRIGUEZ
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2026 4.24 fri., 4.25 sat., 4.26 sun., 4.27 mon., 4.28 tue.
MICHEL CAMILO "MANO A MANO" featuring PEDRITO MARTÍNEZ & RICKY RODRIGUEZ
artist MICHEL CAMILO
原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO
比類のないテクニック、歌心、作曲センス、ショウマンシップで超満員のオーディエンスを沸かせるミシェル・カミロの来日公演が今年も始まりました。
プロジェクト名は、"MANO A MANO"。手に手を取って、という意味でしょうか。2011年には、同名タイトルのアルバムも発表しています。そこではチャールズ・フローレスやジョヴァンニ・イダルゴとの共演を聴くことができましたが、今回の来日に同行したメンバーは、約15年間にわたってカミロとコンビを組んでいるベーシストのリッキー・ロドリゲスと、独特のパーカッション・セットで変幻自在のリズムを打ち出すペドリート・マルティネス。ペドリートはアルフレッド・ロドリゲスとデュオ・アルバム『Duologue』を制作したり、先ほどまでマイルス・デイヴィス生誕100年プロジェクトでブルーノート東京に登場していたジョン・ビーズリーの別プロジェクト"モンケストラ"の作品にも参加している名手です。4枚のシンバルをほぼ直角に高く掲げ、ほかボンゴ、コンガ、スネア・ドラム、カウベル、パッド(電子ドラム)なども含む彼のセッティングはあまりにもワン&オンリー。手とスティックを瞬時に切り替えながらのプレイは、見ても聴いても実に鮮やかでした。
オープニングは、"これを聴かなくてはカミロのライヴに来た気がしない"という声も聞こえてきそうなシグネチャー・ナンバー「Caribe」。場の空気そのものを震わせるような、あまりにも明快な出音を持つカミロのピアノ・タッチはもちろんのこと、あの大きなコントラバスを自在に駆使して高速ユニゾンも鮮やかに決めるロドリゲスの妙技、時にはソリストのプレイに注意深く耳を傾け、かと思えばエナジー全開で煽りを入れるペドリートの打撃・・・・なんと刺激的な2026年版の「Caribe」であることでしょう。3人のコンビネーションに聴き惚れていると、時間があっという間に過ぎていきます。ライヴ中盤では、ジョン・コルトレーン(今年生誕100年を迎えます)の代表的1曲である「Naima」もとりあげられました。2011年の前述アルバムでも演奏されていましたが、抒情的なメロディをゆったりと、音と音の間を愛でるように奏でるカミロも実に絶品。灼熱のアップ・テンポ曲とのコントラストが、ライヴではいっそう映えわたるのです。
ドミニカ共和国、プエルトリコ、キューバが誇る達人たちが繰り広げるラテン・ジャズ・サミットは、会場に足を運ぶどんな人の心も躍らせることでしょう。必見のステージは、28日までオフ日なしで続きます。
(原田 2026 4.25)
Photo by Jun Ishibashi
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【LIVE INFORMATION】
MICHEL CAMILO "MANO A MANO"
featuring PEDRITO MARTÍNEZ & RICKY RODRIGUEZ
2026 4.24 fri., 4.25 sat., 4.26 sun., 4.27 mon., 4.28 tue. ブルーノート東京

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